一般に最高血圧が100ミリ以下で、めまい、立ちくらみ、疲れやすいなどの障害が伴うのを低血圧といいます。
低血圧症の食物関係の原因は、
@蛋白質の不足。
A鉄分の不足。
Bカルシウムの不足。
CビタミンB類ンの不足
・・・・などがあげられます。
食事療法の要点としては、
@以上の諸原因を除去する。
A蛋白質は骨ぐるみの魚、貝類、
えび、豆類、玄米、酢卵などでとる。
B主食を玄米か分つき米、玄米パンに改める。ヨードを含む海草(昆布、若布、ひじき、のりなど)をつとめて食べる。
・・・などです。
有効な食物
玄米、あずき、にんじん、ほうれん草、キャベツ、きゅうり、れんこん、
コンフリー、にら、リンゴ、小麦胚芽、昆布、若布、ひじき、のり。
民間食物療法
【きゅうり】の生食が低血圧に有効です。
【リンゴ】を生のままか蒸すかして常食すると血圧が正常になります。
【にら】を常食すると、体があたたまり、低血圧症に効果があります。
【玄米あずき】を入れて毎日主食として食べつづけると低血圧に著効を奏します。
【酒】を少量飲むのは、血液の循環をよくして低血圧に効果があります。
【果実酒】ヒネショウガのしぼり汁を加えて飲むと、すぐれた効果が得られます。